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短編インタビュー/2年の会社員経験を経て農業へ転職 木曽優介

20代, AGE, LIFE

長野県佐久市望月長者原。
この地域は長野県内でも有数(筆者が勝手にそう思っています)の農業地帯で人より大きいタイヤで一台で家+土地が購入できるくらいのトラクターがそこら中を走っています。
年商が億を超える農家も珍しくありません。

今回インタビューしたのはそんな望月長者原で両親と農業を営む木曽優介さん。

オンクリインタビュー

こんにちは、本日はよろしくお願いします!

こちらこそよろしくお願いします。

早速ですが、農業を始めることになった経緯を教えてください

誰でもそうだと思うんですが、将来の進路を本気で考えなければいけない時がありますよね。
僕はそれが高校生の時だったんです。
両親は農家でしたが、特に継ぐ気もないし…
でも特にやりたい事があるわけでもなかったので、とりあえず大学に行って農業は選択肢の一つに残しておこうと思いました。
なので大学の学部は農学部を選びました。

大学を卒業した後はすぐに農業を継いだわけではなく、一度農機具メーカーの営業職として就職しました。
でも2年間勤めた結果、僕は会社員に向いていないという事をすごく感じました。
上司も、営業に関して数字を与えられたりする事も嫌だったので。

そんな時に選択肢としてとっておいた両親の元で農業を始めることにしました。

なるほど。会社員を経験して自分の適正が分かったわけですね。

現在農業をしている中でメリットに感じる事を教えてください

野菜が食べ放題なところ(笑)。
後は冬の間はほとんど仕事がないのでゆっくりする事ができます。

逆にデメリットに感じる部分はありますか?

夏はほぼ休みがとれませんし、収入が会社員と比べて安定しません。

今後の目標はありますか?

まずはランボルギーニトラクターを買うこと!!
それから今は個人事業主なので売り上げをあげて法人化、人も増やして畑を広げていきたいです。

ランボルギーニトラクターを買う目的はなんですか(笑)?

完全に自己満足ですね(笑)。この近辺だとジョンディアー、フォード、ファーガソン、フェント、クボタなど世界の名だたるメーカーの100馬力以上のトラクターを導入している農家が多いのですが、まだランボールギーニトラクターを持っている農家はいません。
だから欲しいんです!

すごい目標があるんですね(笑)そこまで具体化できているとなると、、今の仕事は楽しいですか?

もちろん大変な部分もありますが、会社員時代と比べるとすごく楽しめている気がします。

最後にやりたい事がない若者に向けてアドバイスをお願いします

やりたい事がないならとりあえず海をひたすら見つめ続ける。
何日かしたら暇になって何かやり始めると思うので、多分それがやりたい事です!